ツキノワグマは闇市場で取引されることも

ツキノワグマは大変希少価値が高く、闇市場で違法に取引されることがあります。中でも「熊の胆(クマノイ)」は昔から薬として活用され、現在でも高い価値のあるものです。価値の高さはその薬成分にあります。なぜなら、薬成分の1つとなるタウロウルソデオキシコール酸はクマ類しか持っていません。

現在は科学的に合成できるようになりましたが、ベトナムなどでの需要が高く、違法に売買されることが多いようです。取引が違法な理由は先に紹介した絶滅危惧種に分類されているため。絶滅危惧なのは日本だけでなく、世界でも同様で、基本的には保護しなければいけません。今回スー・ユンは違法取引するために育てられたツキノワグマを購入してしまったと考えられます。

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